家族が集まって食事をしたりテレビを観ている時も、それぞれが好きな場所で好きなことをしている時も、家族の気配を感じながらお互いがリラックスして過ごせる居場所がある。そんなお家ができました。よく晴れた休日の昼下がり。ダイニングでゆっくり紅茶を飲みながら今日の晩御飯の参考にレシピ本をめくるママと、リビング横のスタディカウンターで真剣な顔をして調べごとをしているパパ。子供たちが上の階で楽しそうに走り回って遊んでいる声が、吹抜けから聞こえてきて、思わず目が合い微笑むママとパパ。バルコニーから光を取り込み、明るい3階の洋室は子供の遊び場にもぴったりです。吹抜けから明るい光が降り注ぐダイニングや、家族みんなで使えるスタディコーナーなど、どの場所にいてもお互いにコミュニケーションが取りやすく、家族と程よい距離感を保つことができて、居心地のいい空間になっています。
ライトブラウンなエイジドチェスナットの床に、LDKのドアやキッチンにはブラックを取り入れ、重たすぎず、あっさりしすぎない。そんな空間の中に、アクセントとしてレトロなタイル調のクロスや、塗装したようなマットなクロスを使いました。広いLDKで、家族が思い思いの時間を過ごすとき、居る場所によってクロスの見え方が変わり、どの場所にいても居心地よく過ごすことができるよう工夫しています。かわいすぎず、かっこよすぎない。色づかいのバランスにこだわりました。
ダイニング上は吹抜けになっており3階の窓から明るい光が降り注ぎます。家族との食事や会話を楽しむ大切な場所だからこそ、明るく開放的に、自然と家族が集まるような気持ちのいい空間を目指しました。吹抜けに面した3階の廊下にはアンティーク感のある縦格子のアイアン手すりを採用し、開放感がありながら引き締まった雰囲気になっています。
ダイニング横には、収納棚と飾り棚を設けました。可動式の収納棚には、お部屋にぬくもりを与えてくれる木材を使用しました。収納する物に合わせて高さを変えることができるので、子どもの絵本や、リビングまわりの小物など様々な物を収納することができます。収納する物に合わせて高さを変えることができるので、子どもの絵本や、リビングまわりの小物など様々な物を収納することができます。飾り棚には観葉植物を飾ったり、お気に入りのアートなどを飾ると、お部屋のおしゃれ度がグッとアップして、毎日の暮らしがもっと楽しくなりそうです♪
主寝室内には、垂れ壁でゆるやかに仕切ったウォークインクローゼットを設けたので、衣類を一ヶ所にまとめて収納することができ、朝の身支度を素早く済ませることができます。眠る前は、造り付けのベッドボードを背もたれにして、読書をしたり、パソコンで作業をしたり。ゆっくりくつろぎながら時間を楽しめそう♪ベッドボード上には、目覚まし時計やスマホなどのよく使う小物や、作業時に大活躍なスタンド照明を置くことができて便利です。主寝室は1日の始まりを迎える場所であり、1日の疲れを癒す大切な場所。ただ寝るだけではなく、リラックスしたり、趣味や自分の時間を楽しめる。そんな快適な空間に仕上がってます。
リビング横には家族みんなで使える半個室のスタディカウンターを設けました。子どもが勉強をする時や、調べ物をしたい時、リモートワークにも使用することができます。また、扉がないので家族の気配を感じながら、リラックスして程よく作業に集中できます。リビングから見えない位置に収納棚を設けたので、子供の学校からのプリントや郵便物など、書類の収納にも便利です。
外壁のベースをナチュラルなホワイトのサイディングに、アクセントでブラックやダークな木目調のサイディングを取り入れ外観全体を引き締めました。道路に面した立地のため、人目につく外観をどの角度から見ても、かっこよくスタイリッシュに見えるようデザインされています。
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通常の二間半間口と比べて、明るさ、開放感を実現させるために吹抜けの位置を工夫しました。ダイニング上に吹抜けを設け、3階バルコニー部を介して入ってくる、南側の陽光により明るい空間になっています。吹抜け部にはスチール手摺と木目柄のクロスの天井、キッチン上部にはタイル調のクロスで仕上げる垂れ壁、ダイニング部には集成材を使った見せる収納、玄関にはレンガ調のエコカラットを使用するなど、空間をオシャレに見せる工夫を随所に施しました。