住宅購入は、人生の中でも大きなイベントです。「新築で一戸建てを購入したいけれど、費用相場はどのくらい?」「新築一戸建てには、どんな費用が必要?」「大阪府で新築一戸建てを購入する場合の費用の内訳が知りたい」など、多くの方が初めての経験のため、わからない点や不安な点も多いでしょう。特に費用面では大きな金額が必要になるため、今後のライフプランに直結するため入念な計画が必要です。
そこで今回は、新築一戸建ての費用相場について紹介します。記事の後半では、内訳や費用を抑えるためのポイントも解説していますのでぜひ最後までご覧ください。
目次
- 新築一戸建ての費用相場はどのくらい?
- 土地なし注文住宅の相場は「3,717万円」
- 土地付き注文住宅の相場は「4,694万円」
- 建売住宅の相場は「3,719万円」
- 新築一戸建ての費用内訳
- 土地代
- 建築工事費
- 諸費用
- 新築一戸建ての費用を抑えることはできる?
- 火災保険の見直し
- 住宅ローンの保証料の節約
- 新築一戸建てを購入した後の維持費もチェック
- 固定資産税
- 都市計画税
- 各種保険料
- 修繕費
- まとめ
新築一戸建ての費用相場はどのくらい?
新築一戸建ての費用相場は、土地の有無や住宅の種類で異なりますが、3,700万円台〜が相場とされています。2022年4月から2023年3月までにフラット35を利用したデータから、平均費用を紹介します。全国の所要資金の平均は、以下のとおりです。
住宅タイプ | 平均費用 |
---|---|
土地なし注文住宅 | 3,717万円 |
土地付き注文住宅 | 4,694万円 |
建売住宅 | 3,719万円 |
土地がない場合は、土地代が入るため高くなっています。注文住宅と建売住宅、どちらもほぼ同じ相場ではありますが、予算内で自由に選択できる注文住宅のほうが低くなっています。
詳細を以下で詳しく解説するので、参考にしてください。
土地なし注文住宅の相場は「3,717万円」
土地なし注文住宅の相場は、3,717万円です。あらかじめ土地がある場合は土地を購入する必要がないため、住宅費用(諸費用を含む)に約3,700万円かかると想定できます。
資金調達の内訳平均は、以下のとおりです。
項目 | 平均金額 |
---|---|
手持ち金(頭金) | 約641万円 |
ローン借入 | 約2,967万円 |
平均的に、費用の約8割近くをローンで融資を受けているデータがでています。土地の地盤改良や天候による施工の延長で、思った以上に費用が増えたという声も多いのが実情です。予算に関しては、少し余裕を持っておくと安心でしょう。
土地付き注文住宅の相場は「4,694万円」
土地を持っていない場合、注文住宅を建てる相場費用は4,694万円です。新たに土地を購入する必要があるため、土地代と建築費が含まれていた金額になります。内訳の平均は土地代が約1,500万円、建築費が約3,194万円です。ただし、土地代には地域差があります。
エリア | 土地代 | 建物建築費 | 合計 |
---|---|---|---|
全国平均 | 約1,500万円 | 約3,194万円 | 約4,694万円 |
近畿 | 約1,498万円 | 約3,020万円 | 約4,518万円 |
首都圏 | 約2,260万円 | 約3,087万円 | 約5,347万円 |
東海 | 約1,285万円 | 約3,256万円 | 約4,541万円 |
その他地域 | 約993万円 | 約3,104万円 | 約4,097万円 |
土地付き注文住宅の予算で注意したいのが、土地購入の際の費用です。不動産会社へ支払う仲介手数料や、契約時に発生する印紙税などの諸費用を支払う必要があります。また、新しい土地に家を建てるため、土地によっては地盤改良が必要になることもあります。土地の広さや地盤、利便性の高い土地を選ぶと費用が高額になることがあるため、計画的に資金調達を行いましょう。
建売住宅の相場は「3,719万円」
建売住宅の相場は3,719万円です。土地と建物を合わせた総費用となります。建売住宅は、注文住宅に比べて安価なため、土地を持っていない方は建売住宅を購入するのも一つの手段です。土地代と建築費の平均内訳は、以下のとおりです。
エリア | 土地代 | 建物建築費 | 合計 |
---|---|---|---|
全国平均 | 約1,303万円 | 約2,416万円 | 約3,719万円 |
近畿 | 約1,497万円 | 約2,522万円 | 約4,019万円 |
首都圏 | 約1,872万円 | 約2,345万円 | 約4,217万円 |
東海 | 約1,132万円 | 約2,552万円 | 約3,684万円 |
その他地域 | 約966万円 | 約2,363万円 | 約3,329万円 |
建売住宅は、注文住宅に比べるとあらかじめ建てられているため、費用面では抑えることができます。建売住宅の一番のメリットは、契約後にすぐに入居ができることです。また、住宅の間取りや設備が決まっているため、仕様選びの時間を短縮できる点も魅力です。
新築一戸建ての費用内訳
新築一戸建てを購入する場合、以下のような費用が発生します。
土地代
土地代は新築一戸建てを購入する際に発生する大きな費用の一つです。土地の場所や広さによって価格が異なります。また、都心部や利便性の高い地域は土地代が高くなる傾向があります。
建築工事費
建築工事費は、住宅を建てるための費用です。設計費や施工費、建材費などが含まれます。建物の規模やデザイン、使用する材料によって費用が異なります。
諸費用
諸費用は、住宅を購入する際に発生する手数料や税金、保険料などの費用です。住宅ローンの手数料や登録免許税、火災保険料などが含まれます。
新築一戸建ての費用を抑えることはできる?
新築一戸建ての費用を抑えるためには、以下のポイントに注意しましょう。
火災保険の見直し
火災保険のプランを見直すことで、保険料を抑えることができます。不要なオプションを外すことで、保険料を削減できる場合があります。
住宅ローンの保証料の節約
住宅ローンの保証料を節約するためには、保証料の不要なプランを選択することも検討しましょう。また、頭金を多くすることで保証料が安くなる場合もあります。
新築一戸建てを購入した後の維持費もチェック
新築一戸建てを購入した後も、以下のような維持費が発生します。
固定資産税
固定資産税は、土地や建物に対して毎年課税される税金です。課税額は、自治体や土地の評価額によって異なります。
都市計画税
都市計画税は、都市計画区域内の土地や建物に課される税金です。税率は地域によって異なります。
各種保険料
住宅を維持するためには、火災保険や地震保険などの保険料が発生します。保険の内容や補償範囲によって保険料が異なります。
修繕費
住宅を長期間にわたって快適に利用するためには、定期的なメンテナンスや修繕が必要です。修繕費は、建物の経年劣化や設備の不具合によって発生します。
まとめ
今回は、新築一戸建ての費用相場について解説しました。新築一戸建ての購入は、人生の中でも大きなイベントです。費用の内訳や節約ポイントを理解し、計画的に資金を準備することが大切です。将来的なライフプランを考慮し、自分に合った住宅を選びましょう。
新築一戸建てを購入する際は、信頼できる不動産会社や金融機関と相談しながら進めると安心です。また、契約内容や費用に関しては細部まで確認し、納得のいく住宅購入を目指しましょう。
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