2024.08.09

新築注文住宅の内装デザインの決め方!おしゃれな内装デザインの事例と共に紹介


内装のデザインひとつで、新築住宅の印象は大きく変わります。おしゃれな内装に仕上げるためにも、デザインの種類について知っておかなければいけません。そこで今回は、新築注文住宅の内装デザインの決め方について解説します。定番のデザインからおしゃれなものまで紹介するため、デザインを決める際に参考にしてください。


目次


新築注文住宅の内装デザイン事例5つ

新築注文住宅の内装デザインはたくさんありますが、とくにおすすめなものを5つ紹介します。希望の内装デザインと照らしあわせて確認してみてください。

間接照明使いが特徴!ホテルライクなデザイン

間接照明をうまく使うと、ホテルライクなデザインを演出できます。ライトコントロールを搭載した照明器具を使用することで、自由に照度を調整することが可能です。壁紙を白色に統一すると、より清潔感のある室内に仕上げられるでしょう。ホテルライクなデザインのなかでも、壁や天井の照明を隠すことで通常とは異なる雰囲気を演出できます。リビングにホテルライクなデザインを取り入れると心が豊かになり、リラックスした空間を作りたい方や、家族での団らんの時間を楽しくしたい方におすすめです。間接照明を使用したホテルライクなデザインの詳細はこちらをご覧ください。
柔らかな光に包まれるホテルライクなお家

タイルクロスを施したカフェ風デザイン

タイルクロスを使用した内装デザインは、カフェのような空間を演出できます。部分的に壁にタイルクロスを貼りつけたりインテリアカウンターを設置したりすると、さらにおしゃれに仕上がるでしょう。カフェ風デザインに仕上げるには、彩度を抑えるのがコツです。ダークグリーン色のタイルを使用すると、ヴィンテージ感を与えられるためおすすめです。個性のあるキッチンに仕上げたい方は、カフェ風デザインに挑戦してみてください。タイルクロスを施したカフェ風デザインの詳細はこちらをご覧ください。
意匠性と実用性を併せ持つかっこいい住まい

くすみホワイト×ゴールドで可愛い印象に

くすみホワイト×ゴールドの組み合わせは、可愛い印象を与えられる内装デザインです。照明器具をゴールドにすると、白色の壁紙と相性がよくなります。照明器具や壁紙の色で内装デザインの印象は大きく異なるため、シンプルかつ可愛いデザインの内装にしたい方におすすめです。くすみホワイト×ゴールドのデザインの詳細はこちらをご覧ください。
開放感を意識したグレージュハウス

白×黒のシンプルモノトーンなデザイン

白×黒のシンプルなデザインは、部屋を広く見せたい場合などにおすすめです。ブラケットライトを取り付けると、落ち着いた印象を与えられます。リビングにプライベートテラスを設置するデザインもあり、その場合はシンプルなモノトーンを選ぶとよいでしょう。白×黒のシンプルモノトーンなデザインの詳細はこちらをご覧ください。
プライベートテラスのある住まい

ホワイトベースに黒の差し色で程よいカジュアルテイストに

ホワイトを基調としてカジュアルテイストにすると、内装がよくまとまります。さらに、ホワイトベースの内装に黒を差し色で合わせることでカジュアルな印象を与えられます。カジュアルな印象ではなく落ち着いた印象を与えたい場合は、ベージュのベースクロスがおすすめです。希望の内装デザインに応じて、組み合わせを考えましょう。ホワイトベースに黒の差し色でカジュアルテイストにした内装の詳細はこちらをご覧ください。
動線を考慮したカジュアルなグレージュハウス


新築注文住宅の内装デザインの決め方

新築注文住宅の内装デザインの決め方を知っておくとスムーズに進められる一方、決め方を間違えてしまうと希望どおりの内装に仕上げられません。ここでは、内装デザインの決め方について解説します。

STEP1:まずは、全体のデザインテイストを決める

全体のデザインテイストを決めるために、デザインテイストの種類を考えます。デザインテイストの種類はナチュラルやモダン、洋風、和風、シンプルなどがあります。デザインテイストを決める際は、事例を確認しながらイメージすると希望のデザインを選びやすくなります。ベースカラーから選んでしまう方もいますが、基本的には採用したいテイストから決めてください。内装のテイストがわからない場合は、見学会などに参加しましょう。実際に現場で内装モデルを確認することで、希望のテイストがみつかりやすくなります。得意なデザインテイストは業者により異なるため、何回か見学会に参加することをおすすめします。

STEP2:メインカラー、アクセントカラーを決める

全体のデザインテイストが決まったら、次はメインカラーやアクセントカラーを考えましょう。ここで決めるカラーは、メインとなる色のみで構いません。設備やアイテムなどの細かいところの色まで決めてしまうと、全体のバランスが悪くなる場合があるためです。この段階では、差し色などのアクセントカラーも意識して色を決めましょう。たとえば、ホワイトベースの内装デザインの場合は、黒の差し色でアクセントをだすと印象がガラッと変わります。まとまりのある内装を目指すのか、落ち着いた印象を目指すのかにより差し色を変える工夫があるとよいでしょう。

STEP3:それぞれの内装材、設備のカラーを決める

メインカラーを決めたあとは、細かい設備や内装のカラーを決めます。全体的なカラーは、面積の大きい部分から決めるとバランスがよくなります。面積の大きい部分は天井や壁、床などです。これらの内装は印象が強くなる部分でもあるため、メインカラーとのバランスをよく考えて決めてください。ほかに面積の大きい部分として、家具が挙げられます。シンプルな内装デザインに強調性のある家具を選んでしまうと、インパクトが強くなりすぎます。内装以外のカラーも意識しないとバランスが崩れてしまうため、ソファーやタンスなどの色にも気をつけなければなりません。さらに、インテリアや照明の色にも注意してください。照明の明るさは種類が多いため、壁や天井の明るさと相性のよいものを選びましょう。照明器具は、ライトコントロールを搭載したものがおすすめです。おしゃれな内装デザインとして、照明器具をあえて隠す方法もあります。壁や天井の裏側など、直接見えない部分に照明器具を設置すると部屋の雰囲気が一気に変わって見えるでしょう。

STEP4:全体の空間バランスを調整する

それぞれの色合いがよくても、内装全体のバランスが崩れることもあるため、最後に微調整を行う必要があります。メインカラーや細かな部分を微調整する際は、パース図で確認しましょう。ベースカラーとメインカラー、アクセントカラーの比率は、70%:25%:5%になっているのが望ましいです。比率を意識してバランスを調整すると、まとまった内装に仕上がります。


新築注文住宅の内装デザインを決める際のポイント

注意点を守りながら内装デザインを考えると、理想の新築住宅に近づけます。ここでは、内装デザインを決める際の8つのポイントについて紹介します。

1. 色は使いすぎない:2~3色に絞る

内装デザインのカラーを決める際は、色を2~3色に絞りましょう。あまり多くの色を使いすぎてしまうと、全体のバランスが崩れやすくなります。「ベースカラー:メインカラー:アクセントカラー= 70%:25%:5%」の比率を守ると、色味が統一されます。とくに大きめの家具を部屋に置く場合は、バランスに注意しなければなりません。全体の色が統一されていても、家具の色が派手すぎると大きく印象が変わってしまうためです。カラーを2~3色決めて、色のバランスを考えると内装デザインがよくなります。

2. 内装材はサンプルをチェックする

内装材は実際に触ってみて、質感をチェックすることが重要です。写真や動画だけでは、どのような肌触りなのかは判断できません。見た目のデザインにこだわる方が多いですが、機能性を意識しないと住みづらい物件になってしまいます。内装材を決める際は、手入れのしやすさを確認しましょう。耐久性が高く、掃除しやすい内装材は多くの方に人気があります。滑らかな質感の内装材を選ぶと居心地がよくなり、過ごしやすい空間に仕上がるでしょう。将来住むことを想定して、内装材のサンプルをチェックしてください。

3. 照明の色や日当たりによっても印象が変わる

照明の色や日当たりにより部屋の雰囲気は大きく異なるため、内装デザインを考える際は事前に照明の色や照度を決めておく必要があります。照明には昼白色や温白色、電球色などがあり、それぞれ特徴が異なります。昼白色は白くて清潔感ある印象で、電球色はオレンジのある落ち着いた色が特徴です。温白色は昼白色と電球色との中間にあたるため、色を意識してどの照明にするかを選びましょう。リビングなどには電球色、作業をする場所では昼白色の照明を採用されることが多いです。どの照明を選ぶとよいかわからない場合は、専門家と相談しながら決めましょう。

4. 部屋全体のトータル要素を意識する

内装デザインを考える際は、部屋全体のトータルバランスを考えることが重要です。好みの内装デザインを無理やり取り入れると、全体のバランスが崩れてしまう可能性があります。内装デザインをまとまった印象にするためにも、事前に内装をしっかりイメージしておかなければなりません。内装のイメージがわかない場合は、展示会や内装のサンプルをいくつか確認してみるのをおすすめします。おしゃれな内装デザインに触れることで、希望の内装デザインがみつかるかもしれません。内装デザインを確認する際は、カーテンやタンス、ソファーなどの細かな部分も意識してみてください。

5. 壁や天井はシンプルにまとめる

壁や天井のデザインをシンプルにすると、部屋全体のまとまりがよくなります。シンプルにまとめあげた壁や天井に、アクセントとして差し色を入れると全体のバランスが整います。複数の色を使用しすぎると、お互いの色が強調してしまい落ち着いた空間に仕上がりません。強調したい部分を引き立てるためにも、壁や天井はシンプルなデザインでまとめましょう。

6. 明るい色は手前に、濃い色は奥に配置する

内装デザインのテクニックとして、遠近感を調整する方法があります。明るい色は手前に配置し、濃い色は奥に配置するように意識します。明るさと濃い色の配置を意識することで、部屋に奥行をもたせられます。

7. 異素材でアクセントを付ける

アクセントを意識して、内装デザインを考えることも重要です。すべてシンプルな素材でまとめてしまうと淡白な印象を受けるため、異素材でアクセントをつけるのがおすすめです。ホワイトベースの内装デザインに、一つ異なる素材を取り入れると雰囲気を大きく変えられます。

8. 事前にある程度の方向性を家族で決めておく

新築注文住宅を設計する際は、デザインの方向性を家族でしっかりと話し合いましょう。1人の意向のみで話を進めてしまうと、家族全員が納得しない場合があります。デザインテイストやカラーなどは、家族と話し合って決定するのが理想です。


まとめ

今回は、新築注文住宅の内装デザインの決め方について解説しました。おしゃれな内装デザインに仕上げるには、デザインの種類を知っておくと効率よく進められます。カラーバランスや素材などを意識して、注意点を守りながら内装デザインを決めてください。内装デザインについてあまり詳しくない方は、業者と相談しながらおしゃれな空間を作り上げましょう。


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