2024.08.09

おしゃれで快適に過ごせるリビングの間取りアイデアと事例

「リビングの間取り」はアイデア一つで、快適に暮らせるかどうかに影響します。そのため、よく採用されるデザインから少し変わったデザインなど、内装デザインの種類について知っておくことが重要です。今回は、おしゃれで快適に過ごせる間取りの考え方について詳しく紹介します。実際の事例なども紹介するため、内装デザインで迷っている方はぜひ参考にしてください。


目次

  1. リビングの間取りのアイデア
    1. 間接照明ホテルライクな設計
    2. 吹き抜けで開放感を
    3. 光を有効的に取り込む
    4. 天井高を上げて広い空間に
    5. リビングニッチがアクセント
    6. 縦長のFIX窓からの光がここちよい
    7. リビング階段で家族が顔をあわせられる
    8. 天然木を使用した癒しの空間
    9. 間接照明でリラックス
    10. 梁が頭上を通りアクセントに
    11. ランドリールームを設けた広い空間
    12. 開放感バツグンの吹き抜け
  2. リビングの間取りの考え方とポイント
    1. 広さは家族の人数や家具との兼ね合いを
    2. 断熱性、気密性を重視する
    3. 家事・生活動線を効率的にする
    4. 掃除のしやすさも工夫する
    5. 開放感を意識する
  3. リビングの間取りでよくある失敗事例
    1. 暗すぎる、明るすぎる
    2. 動線が悪く不便
    3. 天井が高すぎて寒い
    4. 外からリビングが見えてしまう
    5. 想像より狭かった
  4. まとめ

リビングの間取りのアイデア

リビングの間取りのアイデアはたくさんあるため、間接照明を使用したリビングや天井を吹き抜けにしている階段など、ご自身の理想とする内装デザインをみつけてください。ここでは、リビングの間取りのアイデアを12選紹介します。

1. 間接照明ホテルライクな設計

間接照明の明るさを工夫することで、ホテルライクな設計に近づけます。間接照明の設置の仕方を意識することで、奥行きや広がりを調整できリラックスのできる空間を演出できます。白色を基調とすると、清潔感ある雰囲気に仕上がります。
間接照明ホテルライク設計の詳細はこちらをご覧ください。
柔らかな光に包まれるホテルライクなお家

2. 吹き抜けで開放感を

天井を吹き抜けにすると、開放感のある空間を演出できます。また、天井を木目調にすると自然あふれる雰囲気にもなるため、毎日心地よい気分で暮らしを楽しめるでしょう。

吹き抜けの内装デザインは、南向きの利点を活かす必要があります。住宅が南向きで、日差しと風通しを求める内装デザインを探している方におすすめです。吹き抜けがあると太陽光が室内にたくさん差し込むため、日中は非常に明るくなります。
吹き抜けで開放感のある内装デザインの詳細はこちらをご覧ください。
カリフォルニアスタイルのお家

3. 光を有効的に取り込む

日光をリビングにうまく取り入れるには、手すりや窓に工夫を加えるのがポイントです。リビングを吹き抜けにして3階ホールに手すりを設置すると、光を有効的に取り込めます。また、内装のメインカラーを白に統一すると、清潔感ある内装を演出できます。アクセントカラーとして、黒いソファーを設置すると差し色としてバランスがよくなるでしょう。
光を有効的に取り込む内装デザインの詳細はこちらをご覧ください。
モノクロームで彩る、フラット対面キッチンのある住まい

4. 天井高を上げて広い空間に

天井高を上げて、吹き抜け部分に小窓を設置すると光を有効的に取り入れられます。階段にオープン手すりを設置すると、リビングまで光が入り部屋全体が明るくなります。天井の高さは、部屋の明るさに大きく影響します。

また、単に天井を広くするのではなく、窓の設置場所や冷暖房効率を考えて内装デザインを考える必要があります。
天井高を上げて広い空間を演出する内装デザインの詳細はこちらをご覧ください。
動線を考慮したカジュアルなグレージュハウス

5. リビングニッチがアクセント

おしゃれなリビングにしたい方は、リビングニッチを設置しましょう。リビングニッチを設置するとオブジェや置物を設置できるため、部屋の内装に応じて雰囲気を変えられます。リビングニッチにペンダントライトを取り入れると特別感ある空間になり、ほかでは味わえない雰囲気を楽しめるでしょう。
リビングニッチのある内装デザインの詳細はこちらをご覧ください。
シンボリックなリビングニッチのある住まい

6. 縦長のFIX窓からの光がここちよい

階段の吹き抜けに縦長のFIX窓を設置すると、部屋全体を明るく照らせます。また、吹き抜けの天井にファンを設置することで、室内全体の通気性もよくなるでしょう。内装を白に統一する場合は、差し色としてファンを黒色にするとインパクトを残せておすすめです。
縦長のFIX窓から光を差し込む内装デザインの詳細はこちらをご覧ください。
吹抜け×スキップフロアで開放感のある家

7. リビング階段で家族が顔をあわせられる

リビング階段があると、2階からでも家族の顔が見られる空間を作り出せます。リビング階段がある新居は、家族間でのコミュニケーションが増えるメリットがあります。家族間の一体感や安心感を求める方には、リビング階段の内装デザインがおすすめです。
リビング階段の内装デザインの詳細はこちらをご覧ください。
大人かわいい家

8. 天然木を使用した癒しの空間

天然木を使用すると自然の雰囲気を感じられるため、癒しの空間を演出できます。玄関に植栽することで、ワンランク上のおしゃれな新築住宅を建築できます。庭にウッドデッキを設置して、癒しの空間を作り出してみてください。
天然木を使用した癒しの空間の詳細はこちらをご覧ください。
高性能で美しく、いつまでも愛せる住まい

9. 間接照明でリラックス

間接照明に工夫を加えることで、リラックスした空間になります。キッチンの上部や壁面の裏に間接照明を設置すると、やさしい印象のくつろげるリビングになります。間接照明の設置の仕方を工夫して、内装の雰囲気を大きく変えてみるのはいかがでしょうか。
間接照明でリラックスできる内装デザインの詳細はこちらをご覧ください。
間接照明が包む、リラックス空間の家

10. 梁が頭上を通りアクセントに

梁を天井に通すことにより、部屋にアクセントを生み出せます。梁を天井に通さないと、シンプルな内装では物足りないケースがあります。リビングやキッチンの天井に少しアクセントを取り入れたい場合は、木目調の梁を通すのがおすすめです。
天井に梁を取り付けている内装デザインの詳細はこちらをご覧ください。
アウトドアリビングのある家

11. ランドリールームを設けた広い空間

ランドリールームを設置すると、雨の日でも洗濯を干せて便利です。ランドリールームの部材として換気機能や調湿機能のある設備を取り付けると、室内に洗濯物を干しても湿度は高くなりません。
ランドリールームを設けた内装デザインの詳細はこちらをご覧ください。
ランドリールームのある家

12. 開放感バツグンの吹き抜け

階段や2階の廊下などを吹き抜けにすると、内装全体が明るくなります。内装に光が注ぎ込むだけでなく、家族の顔が見えやすいため家族間の絆が深まるでしょう。開放感ある内装デザインは、白をメインカラーとすると清潔感ある雰囲気を演出できます。
開放感バツグンの吹き抜けのある内装デザインの詳細はこちらをご覧ください。
光が溢れる吹き抜けのある家


リビングの間取りの考え方とポイント

リビングの間取りをうまく考えると、居心地のよい住みやすい内装デザインに仕上がります。リビングの内装デザインで失敗しないためにも、間取りの考え方のポイントについて確認してください。

広さは家族の人数や家具との兼ね合いを

リビングの間取りの広さは、家族の人数や設置する家具とのバランスなどをよく考えてデザインする必要があります。リビングを広くするメリット・デメリットについては以下のとおりです。

リビングを広くするメリット

リビングを広くすると、開放感があり満足度が高まります。狭いリビングでは窮屈感を感じさせてしまうため、家族で生活する際は広いほうがよいでしょう。広い空間は、用途の幅が広がります。また、広い空間では家具を設置しやすくライフスタイルに応じて内装を変えられるメリットがあります。

リビングを広くするデメリット

リビングが広いのはメリットだけでなく、デメリットもあります。リビングを広くすると、冷房の効きが悪くなり電気代が高くなります。また、吹き抜けがあるリビングはほかの部屋が狭くなるため、部屋のコーディネートが難しく感じるでしょう。FIX窓などの掃除に手間がかかるなどのデメリットもありますが、定期的に掃除を行うことで大がかりな掃除をしなくて済みます。

断熱性、気密性を重視する

断熱性や気密性を意識したリビングに設計すると、冷房効率を下げずに済みます。広いリビングの場合は、断熱性を考えないと適温になるまで時間がかかります。断熱性対策として、熱を逃がさない耐熱性のある窓や壁を設置しましょう。

家事・生活動線を効率的にする

広いリビングでは、生活動線を意識しないと家事に手間がかかります。洗濯を干すのに時間がかかるなど、日々の私生活にも支障をきたします。おしゃれにリビングをデザインするだけでなく、生活しやすい環境づくりを意識しなければなりません。

掃除のしやすさも工夫する

掃除のしやすさを意識して、リビングの内装デザインを考える必要があります。リビングが広いと掃除が大変になるため、掃除をしやすくするためにも天井の高さや家具の配置などを工夫しましょう。

開放感を意識する

リビングは家族団らんの場所にあたるため、開放感を意識することが重要です。開放的なリビングは居心地がよいだけでなく、高級感ある雰囲気を演出できます。天井の高さや間取りの広さなどを意識してデザインを考えましょう。


リビングの間取りでよくある失敗事例

理想のリビングの内装デザインを考えるには、失敗事例をいくつか知っておく必要があります。ここでは、具体的にどのような失敗事例があるかを解説します。

暗すぎる、明るすぎる

リビングは、適度な明るさが必要です。暗すぎるリビングでは、昼でも電気を付けなければならず電気代が高くなります。日の光が入るリビングは、居心地がよく快適に暮らせます。また、明るすぎるリビングでも住みづらさを感じるでしょう。リビングの明るさを意識するには、窓の設置位置を意識する必要があります。窓の設置場所がわからない場合は、業者と相談するとよいでしょう。

動線が悪く不便

リビングから各部屋への動線が悪いと、ほかの部屋に行くのに不便さを感じます。広いリビングにする場合は住みやすい動線も考えるほか、洗濯や掃除のしやすさを意識して設計することが大切です。

天井が高すぎて寒い

天井が高すぎると、冷暖房効率が悪くなります。冷暖房のスイッチを入れても暖まるまでに時間がかかるため、余計に電気代がかかってしまいます。冷暖房効率をよくするには、リビングに設置してある壁や窓の熱伝導率を意識することがポイントです。壁や窓の熱伝導率をよいものにすると、部屋の温度を適温に保てます。

外からリビングが見えてしまう

おしゃれなリビングだけを意識しすぎると、外から内装が丸見えになるケースがあります。リビングに大きな窓を取り付ける際は、外からどのように見えるかを確認する必要があります。

また、大きな窓は太陽光が入ってくるため、日中は暑くなりやすいです。日中の暑さを防ぐ方法として、リビングに大きな窓を取り付ける際はブラインダーやすだれを設置するのが一つです。新築注文住宅のなかには、電動でブラインダーを切り替えられるデザインもあるため、日差しを調整したい方は業者と相談してください。

想像より狭かった

リビングの大きさが想定よりも狭いことがあります。内装デザインを考える際は大きな設備や家具を設置することを想定しておかないと、住みはじめたときに狭く感じてしまうケースがあるため注意が必要です。イメージどおりのリビングにするには、ソファーや冷蔵庫などを意識して内装デザインを考えてください。


まとめ

今回は、リビングの間取りのアイデアをいくつか解説しました。おしゃれで快適に過ごせるリビングにするには、間取りをイメージしておく必要があります。内装デザインの間取りを意識しないと、うまく内装デザインがまとまらない可能性があります。理想のリビングを完成させるためにも、事前に間取りのアイデアを確認しておきましょう。


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