『抜け感』を感じる、ブルックリンスタイルの家

リビング上部の吹抜けと3階に上がる階段室をひとつの空間にし、「高さ」と「広さ」を出すことで抜け感を感じる家が完成します。2階LDKを回遊動線にすることで、行き止まりのない開放感と、家全体を広く・大きく感じられるようにしています。ひな壇状のリビング階段には造作の本棚を設け、立ち止まって本を選べるコーナーに。内装はブルックリンスタイルをイメージして、天然木の突き板を使用したフローリングや、クロスを木目柄やタイル柄などの素材感のあるものを、ダークな色目でまとめています。クラシックな雰囲気のブラケットライトやアイアン調のブラック手摺・シーリングファンをアクセントに、クールな中にもどこか懐かしくて落ち着ける、居心地のよい空間になりました。

WORKS
THANK YOU

MODEL HOUSE 098

    • 所在地
      THANK YOU
    • 間取り
      3LDK
    • 敷地面積
      68.81m²(20.81坪)
    • 延床面積
      100.05m²(30.26坪)
  • 抜け感あるリビング

    リビング上部に吹抜けを配した、抜け感ある明るいリビング。天井には木目柄のクロスとアイアン調ブラックのシーリングファン。リビング階段にもブラックのアイアン手すりを施し、アクセントに加えました。バルコニーとつながる階段室から落ちてくる明かりは、雰囲気も◎。リビング階段にすることで、2階のキッチンや洗面を使う時に必ずリビングを通り、自然と家族が顔を合わせて、「ただいま」や「おかえり」「おやすみ」が言い合える、コミュニケーションが取りやすいつくりにしています。

  • 階段ライブラリー

    吹抜け空間とつながる階段に、造作の本棚をご用意しました。アイアン手すりのブラックと本棚のある壁面のグレークロスが空間を引き締めます。ただ通過するだけではなく、本棚で立ち止まって本を手に取り、階段を椅子がわりに座って本を読む、小さな読書スペースに。子ども部屋に本棚を別に用意する必要もなくなり、その分居室を広く使うことができます。

  • 家族の様子を見渡せるキッチン

    お料理しながら、リビングにいる家族の様子を見渡せるキッチン。背面には飾り棚付きの、大き目のカップボードをご用意してあります。振り返るだけで食器を出せ、調理済みのものも置くことができるので、動線がスムーズに。飾り棚に趣味のコーヒーグッズを飾りながら収納したり、ディスプレイもたのしめます♪すぐ隣に家事室があるので料理しながら洗濯もでき、横並びにあるダイニングに子どもを座らせてお世話をしたり、「ながら家事」をしやすいようにしています。

  • 乾燥機もおける家事コーナー

    キッチン横に、垂れ壁でゆるく仕切った家事コーナーを設けました。ガス乾燥機を設置できる可動棚があり、乾燥機を設置すればランドリールームとして「洗濯→乾燥」までが1箇所で完結できます。ふわふわに乾いたタオルや、お風呂上りの衣類は、備え付けの可動棚や洗面室に収納すれば、使い勝手も◎。洗面室と家事コーナーはドアで仕切られているので、誰かがお風呂に入っている時に洗濯がしにくかったり、お客様に洗濯物を見られてしまうこともなくなります。
    ※写真は弊社施工例です。

  • ワークカウンターのある主寝室

    主寝室のウォークインクローゼット横に、ドレッサースペースとして便利な、ワークカウンターをご用意しました。外出前のスタイルを決めながらメイクや髪を整えられる空間は、朝の身支度をワンコーナーでシンプルに済ますことができます。サブウェイタイルをイメージした壁紙にグリーンのアクセントクロスとクラシックなアイアン調のブラケットライトを配して、かっこよくも落ち着けるブルックリンスタイルに。

  • 回遊できる家事ラク動線

    家事動線を大切に考え、「キッチン~家事コーナー~洗面~LDK」と、くるくる回れる回遊動線にしました。移動がスムーズなので、洗濯機を回しながら朝ごはんの準備など「ながら家事」ができ、家事効率up。朝の忙しい時間帯なども家族の渋滞が起こりづらいので、ストレスなく家事も生活もできますね。

  • ゲスト用と家族用、分けて使える2WAY玄関

    お客様用とご家族用で分けた2WAY仕様の玄関。急な来客時でもスッキリ片付いているお客様用と、ラフに靴を脱いでも大丈夫なご家族用で分けました。ご家族用の玄関には、大容量のシューズクロークを設け、ベビーカーやゴルフバッグも置くこともできます。扉の無いウォークスルータイプなので、外出時はさっと手に取れ、帰宅時はすぐに片付けられます。

  • 3階のファミリークローゼット

    3階に、季節のものや、家族みんなのものをひとまとめにして収納できるファミリークローゼットをご用意しました。たまにしか使わないものや、季節の家電などをまとめて収納できるスペースです。毎日使うものは、それぞれの部屋のクローゼットに収納。使い分けることで、各自のクローゼットもすっきりし、服を選ぶのもスムーズになります。

  • ブルックリンスタイル

    「ブルックリン」にある、空き倉庫や廃工場、古いアパートをリノベーションした、カフェやレストランをイメージしたスタイル。仕切りのないLDKは「倉庫のカフェ」みたいに天井を高くし、キッチンには飾れるオープン棚を配し、アイアン調ブラックのシーリングファンや手すりで、インダストリアル(工業的)なイメージにしています。内装にはダークな色目を使いクールに、倉庫感あるタイル柄のクロスや木目をプラスし、クールな中にも温かみある、ほっとできる住まいにしています。
    ※写真はイメージ/弊社施工例です。

  • 外観

    グレーのタイル調×木目のサイディングで、重厚感あるあたたかみあるデザインに。玄関前に、自転車やバイクも雨に濡れずに置ける屋根付きのスペースもあり、大事な道具も大切に保管できるようにしています。
    ※写真はイメージです。

The Architect’s Voice

リビング上部に、バルコニーに面した吹抜けを設けることで、採光の確保と、高さ方向に広がりを持たせています。また、吹抜け空間と3階に上がる階段室を一つの空間にすることで、3階建てでありがちな暗くて狭い階段室とは違った、明るさと広がりのある立体的な空間になるよう工夫しました。キッチン⇔家事室⇔洗面が回遊できる動線にする等、使いやすさ、家事のしやすさを意識した間取りにしています。南に面した広々としたバルコニーは洋室と廊下の両方からアクセスでき、使い勝手のよい配置にしています。