お家を建てる時の家族のスタイルは様々。結婚したばかりの新婚さんや、子供がまだ赤ちゃんだったり、生まれる前だったり。これから一生を過ごすことになるマイホームだからこそ、家族のライフスタイルの変化に対応できるようなお家をつくりました。子どもが小さい時、遊び場はロフト付きの洋室。パパとかくれんぼをする時はいつもロフトに隠れちゃう。秘密基地みたいで、パパも子供もお気に入り。勉強はリビングのスタディスペースで。料理をしながら様子を見守れるからママも安心です。夜は、1つの部屋に家族が揃って、今日の出来事を話しながら眠る時間が幸せ。子どもが大きくなって「自分の部屋がほしい~」なんておねだりした時は、遊び場だった洋室を子供部屋に。家族の洋服や荷物は、まとめてファミリークロークに収納して、それぞれが使う部屋が変わっても、収納場所を変えずに使用することができます。ライフスタイルに合わせて柔軟に使い方を変えられる。そんなお家です。
キッチン横には、家事をしながら子供の宿題を見たり、ママの趣味スペースやパパのPCスペースとして使えるカウンターを設けました。正面には棚が付いているので、子供の絵本やカレンダーを置いたり、お気に入りの小物や写真を飾るとリフレッシュした気持ちで作業に打ち込めます。自室にこもらずリビングにいる時間が自然と増えそうです。
勾配を付け天井を高くした3階の洋室に、4帖の広いロフトを設けました。他のお部屋とは違った雰囲気があり、憧れの秘密基地のように、なんだかワクワクする空間です。子どもの遊び場や、お昼寝スペースとして使用したり、本棚に漫画やプラモデルを並べて、自分時間を楽しむ趣味スペースにするのも良いかもしれません。扇風機・ストーブといった季節家電や、衣替えの衣服など、部屋のクローゼットには入りきらないような荷物の収納場所として使うこともできます。
家族全員の衣類をまとめて収納することができるファミリクローク。収納場所を一か所にまとめることで、子供の服はこっち…パパのコートはあっち…とお家の中を駆け回ることもなく、ササッと片付けることができます。雛人形などの季節ものや寝具、旅行グッズなど、使用頻度の少なく、どこに収納していいのか迷ってしまう物を収納しておくのにも最適です。
家族が長い時間を過ごすLDKは、ついついモノが溢れて散らかりがち。よく使うモノはできるだけ近くに置いておきたいけど、スッキリ片付けたい。そんな願いを叶える収納スペースをお部屋の中に取り入れました。キッチン横のパントリーには、まとめ買いした食品のストックや、食器・調理器具の保管など、キッチン周りのアイテムを一か所にまとめて収納できます。リビングの背面収納には、電気コンセントが設置されているので、置き場所に困る無線LANルーターを置いておいたり、生活感が出てしまう掃除道具や、意外と場所をとる赤ちゃんのおむつなどの収納などにも便利です。
有効面積16坪の狭小地ながら、しっかり広さを確保した間取りにしています。無駄のない間取りで、使える空間を最大限に活用し、機能的なゆとりある住まいを目指しました。LDKはバルコニーまで一直線に見渡せるレイアウトで、視線を遮る壁や、つき当たるものがなく、実際の広さ以上の開放感が感じられるよう計画しました。しっかり奥行きを確保したバルコニーは、洗濯物を干す以外にも、ちょっとしたガーデニングなどを楽しむことが出来ます。建物形状はオーソドックスながらも、外壁にはダーク色をベースに木目のアクセントを入れるなど、個性が出るように工夫しています。内観はナチュラルヴィンテージテイストのかっこいい空間を目指しました。