夫婦共にパーソナルスペースを持てる家

在宅勤務やテレワークなどが一般的になって、お家で過ごす時間が増えてきた昨今「夫婦共にパーソナルスペースを持てる家」が完成しました。忙しいママには、キッチンや洗濯室へのアクセスがよく、動線も考えたマルチタスクに対応できるスペースを、パパには2階寝室内にほどよく個室感のある書斎スペースを用意しました。集中して家事や仕事を片づけたい時、少し一息つきたい時にこもれる場所があるとうれしいですよね。1階と2階で分かれて作業できるので、人の気配や音も気にせずWeb会議やミーティングをすることもできます。パーソナルスペースも大事ですが、家族の絆も大切。家族が集うリビングに階段があるので、移動するたびに顔を合わせられて、こもりきりになる心配はありません。体調や心理的な変化など、家族の様子もさりげなく気付けそうです。

WORKS
THANK YOU

MODEL HOUSE 096

    • 所在地
      THANK YOU
    • 間取り
      3LDK
    • 敷地面積
      94.01m²(28.43坪)
    • 延床面積
      101.85m²(30.80坪)
  • キッチンと洗濯室と「つながる」家事コーナー

    キッチン横の一角にカウンターを設け、ゆるく垂れ壁で仕切った、奥さまにうれしい「家事コーナー」を用意しました。お鍋の様子を見ながら家計簿をつけたり、パソコンで調べものをしたり、アイロンがけなどの日々の家事が気軽にできるスペースです。洗濯室やお風呂にも一直線で行けて効率的。子どもの宿題スペースとして使っても、勉強を見ながら家事が出来て、丁度いい距離感と個室感で過ごせますね。

  • 落ち着いて過ごせるワークスペース

    2階の主寝室に仕事や趣味に集中できる書斎を設けました。ウォールナットのダークな木目を基調に、ヘリンボーン柄のコンクリート調アクセントクロスで少しだけインダストリアルテイストを加え、落ち着きあるおしゃれな空間にしました。ワークスペースと寝室はスリット格子で繋がりを持たせながら仕切り、デスク上のスポットライトは寝室に明かりが入らないように配慮しています。背面には書棚もあって、書籍や書類をスッキリと収納でき、在宅ワークにピッタリのスペースです。

  • 行き止まりの少ない『動線』と、適材適所にある『収納』

    2WAYアクセスできる家事コーナーを通って、キッチン→家事コーナー→洗面・洗濯室→ダイニングと回遊できる動線。また、動線上に収納が充実していて、その都度わざわざ『取りに行く』また『戻しに行く』手間がかからないようにしています。バルコニーに干した物をハンガーごとクローゼットに収納したり、買い物に行く前に家事コーナーを中心にキッチンや洗濯室などの在庫が確認できたり、買ってきたものの収納も楽になり、家事の時短とマルチタスクが可能な間取りになっています。

  • コミュニケーションが取り合える、シックなLDK

    シックなテイストのLDKは、落ち着きを持たせたやわらい空間にしています。キッチン前には、お部屋のアクセントにもなっているリビング階段を設け、帰宅して2階に上がる時の「ただいま」「おかえり」、お風呂に入って自室に入る時の「おやすみ」も言い合えます。家族の動向も把握しやすく、あたたかいコミュニケーションが取りえるLDKになりました。

  • 独立洗面台と室内干しもできる脱衣室

    脱衣室と洗面室を分けることで、誰かが入浴中でも気兼ねなく洗面台を使えるようにしました。垂れ壁にロールスクリーンを設置すれば、脱衣室の洗濯物などの生活感も隠してしまえて、お客様にも気持ちよく洗面台を使ってもらえます。脱衣室に取り付けたホスクリーンには、ちょっとした服やタオルも掛けられ室内干しも可能。可動棚には衣類乾燥機も将来設置できるようにしてあり、共働きの方も安心。可動棚の他に、扉付きの収納もあるので、取り出しやすい棚にはタオル類、隠したい洗剤や掃除道具・ストック類は収納へ。スッキリとみえる工夫が詰まっています。

  • 玄関収納

    玄関には下駄箱の他に土間収納を設けました。土間収納にはベビーカーもそのまま片づけてしまえます。公園グッズなどの外遊び道具、カギや帽子などの外出時に必要なものを揃えておけば、お出かけもスムーズになります。靴以外の収納も充実していて、家の顔としての玄関がすっきりとおしゃれに保てますね。

  • 制振ダンパー「MIRAIEΣ」採用

    ご家族が暮らす大切な住まいを守る地震対策は、耐震だけで十分でしょうか。地震で被災した熊本城の復旧工事にも使われた、住友ゴムの「特殊高減衰ゴム」を採用した、住宅用制震ユニットを標準装備。地震の本震以外にも、繰り返す余震の揺れを抑え、補修費発生リスクを低減します。また制震効果は90年持続し、メンテナンスも不要です。

  • モノトーンでスタイリッシュな外観

    プライバシーに配慮しながら採光を得られるよう、縦スリット窓でデザインし、黒×白×グレーでまとめたシンプルモダンでスタイリッシュに仕上げました。

The Architect’s Voice

外観デザインはシンプルモダンでスタイリッシュに、内観は落ち着いたウォールナットを基調とし、生活動線や家事動線に配慮した設計としました。周囲建物に囲まれた立地ですが、南道路と立地が良く、いかにプライバシーに配慮しながら採光を取り入れる設計ができるか、部屋配置や窓配置に悩みました。バルコニーは南向きに計画し、隣地からの目線に配慮すると共に明るさが確保できるまとまった広さを取りました。一部に屋根庇を設けることで、寝室への夏の強い日差しを遮り、冷房費の削減にも配慮しました。全室南向きに配置することで、日当たりが良くなるように計画。2面以上の窓を配し、風が通るようにしています。